家計の中で食費は家賃の次に大きな支出です。
だからこそ夫婦など2人以上で暮らしている場合は食費について悩む人が多いです。
- うちの食費は一般的な家庭の平均と比べてどうなの‥‥?
- 食費をなんとかおさえたいけど、我慢は嫌だ!
- 食費をきちんと見直して家計を楽にしたい‥‥
と、とくに主婦の方は思っているのではないでしょうか?
そこで、今回は夫婦など2人以上で住んでいる人たちの食費の平均額や、我慢をせずに食費をおさえられる裏技的方法について解説します。
今の自分たちの食費が多いのか少ないのかがわかりますよ!
また、もしかしたら今後の食費を一気に下げられるだけでなく、食費を家計から相殺できるかもしれませんのでぜひ最後まで読んでくださいね。
食費を節約するには支出の見直しから!

まずは食費を見直す際の鉄則として、現在の支出から見直しましょう。
- そもそも今の食費を減らす余地があるのか
- 減らすとしたら外食の回数など何を減らす必要があるのか
を明確にするためです。
基本的には月単位で算出してみましょう。
今はクレジットカードやレシートを読み取って自動で計算してくれるアプリがたくさんあるのでそのあたりを活用するのがおすすめです!
【夫婦生活】食費の平均は60000円~66000円
では、食費はいくらまでなら許容できるのか?
e-Stat 政府統計の総合窓口 家計調査 家計収支編 総世帯によると、2020年の場合は1世帯ごとの食費は60000円~66000円を推移し、平均でみると63000円ほどになります。
このときの世帯人数の平均は2.27人(2020年)なので、一般的な2人暮らしの夫婦なら月63000円以下で十分やっていけそうです。
1日平均で2100円までが上限といったところですね!
食費を節約するための方法

ここからは「食費が平均以上で困ってるんです・・・」といった方に向けて、夫婦で食費を節約する誰でも取り組める方法について解説します。
どちらも画期的ですよ!
- ふるさと納税を利用する
- 食材宅配を利用して時間をつくる
それぞれ解説します。
ふるさと納税を利用する|実質2000円で豪華な食材をゲット!
ふるさと納税をうまく利用して食費を節約できます。
ふるさと納税は、実質2000円で食材をはじめとした豪華返礼品を寄付額に応じて受け取れる神制度です。
たとえば、ふるさと納税で6万円の寄付をした場合、翌年の納付すべき税金から58000円が差し引かれます(実質58000円のキャッシュバックです)。
寄付した自治体からは食材をはじめとした返礼品を受け取れます。
返礼品の食材はお米や果物、野菜、肉・魚など種類は数えきれません。
返礼品の相場は、寄付額の約20%~30%くらいの価値の品物が多く、今回の例のなら約12000円~15000円分の食材(返礼品)が受け取れる概算になります。
私もこのふるさと納税を利用し、1年間の家族のお米代は実質2000円です。
お米はスーパーで買ったことありません!
注意点として、ふるさと納税による税金の控除額には年収や家族構成によって上限があるので、その上限以内で寄付をすることが大切です。
寄付額の上限を知るにはこちら→ふるさとチョイス
ふるさと納税についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
「損しない」ふるさと納税と住宅ローン控除の併用方法&注意点とは?
食材宅配を利用して時間をつくる|できた時間で稼いで食費を相殺!
割高のイメージが高い食材宅配ですが、うまく利用することで実は節約になります。
- 食材宅配が節約になる点としては、スーパーまでの交通費がかからない
- 衝動買いをおさえられる
これに加え、食材宅配は時間の節約にもなります。
この時間の節約こそが重要なのです。
- スーパーまで行く時間
- スーパーで買いまわる時間
「でも割高なんでしょ?」と思われる方もいるでしょうが、そんなことありません!
たとえば、生協で有名なコープデリなんかはスーパーとほとんど変わらない価格で利用できます。
また、食材宅配の中には調理しやすいように人数分にわけて食材を届けてくれる場合もあり、
- 調理する時間
- メニューを考える時間
- 洗い物にかける時間
などの節約にもなります。
意外かもしれませんが主婦の時給は1450円といわれています。
食材宅配を利用することで、調理にかけていた時間を大幅削減でき、その分他のことに時間を回せます。
たとえば、副業をその時間に行い、月の食費分(食材宅配費用)くらいは副業の稼ぎで相殺できている人もいます。
金銭面の節約だけでなく、時間の節約もとっても重要なのです。
ちなみに、食材宅配で有名なヨシケイであれば1食約500円~600円です。
夫婦2人の夕食をヨシケイにしたとしても1000円~1100円です。
1日の食費が2100円なら夕食をヨシケイにしたとしても十分平均の範囲内で暮らしていけるでしょう。
ヨシケイについてはこちらでも紹介しています。
まとめ
今回は夫婦2人の食費の平均相場や、画期的な食費の節約術について紹介しました。
2020年の政府の調査では、1世帯の食費の月額平均は63000円であり、1日約2100円までなら食費は多くないと言えそうです。
支出を見直したときに、平均より大幅に食費がかかっているなら節約を考えていきましょう。
ふるさと納税や食材宅配をうまく利用することができれば、食に関してお金も時間も節約できて生活の質が上がります!
とくに忙しい主婦の人は食材宅配を利用し、食にかけていた時間を一気に減らして副業をはじめてみるのはすごくおすすめです。
もしかしたら半年後には、食費が相殺できるほどになるかもしれませんよ。